投資不動産の売却のタイミング②
札幌市中央区を中心に投資不動産を扱っていますキタデンの石山です。札幌市中央区のオーナー様より、投資不動産の売却のタイミングについてご質問を受けました。今回は減価償却に関連してお答えした内容を紹介します。元金返済額が減価償却費を上回った時も売却するタイミングになります。減価償却費とは、不動産などの固定資産を取得する際にかかった費用を購入年にすべて計上するのではなく、耐用年数に応じて分割して計上する仕組みです。減価償却費が、元金返済額を上回った分は経費に計上できないため税負担が増えます。そのため、この上回るタイミングを見計らって売却するのもよいでしょう。
また、減価償却期間が終わりますと経費が減ることになります。所得が増えることになりますので所得税や住民税が増加します。所得税や住民税は「収入総額-経費×税率」で算出されますので、経費の減少が税負担の増加につながります。よって減価償却期間が終わる前に売却するのも一つのタイミングとなります。売却するタイミングは様々ですが代表的なものを紹介しました。