一般媒介と専任媒介の違い
札幌市中央区を中心に投資不動産を扱っていますキタデンの石山です。札幌市東区のオーナー様より一般媒介と専任媒介のメリット、デメリットについてご質問をいただきましたので、お答えした内容を掲載します。一般媒介のメリットは複数の不動産会社に依頼ができることです。紹介先が増えますので成約の可能性が高まると言えます。デメリットは専任媒介に比べ不動産会社の力の入れ具合が弱まることです。不動産会社の立場で考えますと競合他社で成約になる可能性があるため、専任媒介と同じような営業活動を行えません。たとえば広告宣伝費の使い方が変わります。また、営業活動にかかわる報告義務が無いため、不動産会社の動きが見えにくいこともあります。
専任媒介のメリット、デメリットは一般媒介と逆になります。メリットは不動産会社1社に販売を任せるため、その1社が積極的に営業活動を行ってくれます。2週に1回は営業活動の報告を受けられますので、販売状況を把握しやすくなります。また、レインズという不動産会社が利用するネットワークに登録をされますので、不動産会社間では広く情報が共有されます。デメリットは任せた1社の力量に頼ることになりますので、不動産会社選びを間違えると成約が難しくなります。
信頼できる不動産会社がいらっしゃれば専任媒介をおすすめします。