賃貸住宅の床面積
札幌市中央区を中心に収益物件を扱っていますキタデンの石山です。今回は札幌市厚別区のオーナー様とお話をした際に話が出ましたお部屋の面積について触れます。総務省の「住宅・土地統計調査」には、「所有関係別一住宅当たり延べ床面積の推移」というデータがあります。1968年から2018年までの50年間で持ち家、借家の延べ床面積がどのように変化してきたのかの推移がわかります。
全国の推移では50年で35㎡から45㎡と右肩上がりの上昇を続けています。単身者向けの賃貸住宅への需要はこれからも旺盛ですが、若年層の出生率の低下が気になります。晩婚化や非婚化で若年層ではない単身者世帯の増加が顕著になっています。比較的収入が安定している30~40代単身者は広い物件を求める傾向がありますので、今後の単身者向けの賃貸住宅は、40~50㎡の1LDK~2LDKへの需要が高まりそうです。物件購入や新築時に考慮しなければいけない要素となっていくでしょう。