自己資金について②
札幌市中央区を中心に投資不動産を扱っていますキタデンの石山です。札幌市中央区のオーナー様より、自己資金について質問をいただきました。回答させていただいた内容を紹介します。自己資金は少ないほど投資効率は高くなります。自己資金が少ないというのは、物件購入の際に借入金の比率が高いという意味です。投資効率はROIという指標が客観的な指標となります。ROIは「Return On Investment」の略で投資収益率、投資対効果と言います。ROIは式にしますと、年間のキャッシュフロー÷自己資金×100となります。ROIが10%でしたら10年で自己資金を回収できるという意味になります。ROIが20%でしたら5年で回収できるということになります。
具体的なケースでさらに考えます。物件価格1000万円、キャッシュフロー100万円で自己資金500万円で購入した場合は、100万円÷500万円×100=20%となります。5年で自己資金が回収できるということになります。同じ物件を自己資金100万円、融資400万円(返済期間30年、固定金利3%)で購入しますと融資利用でキャッシュフローは80万円に減ります。融資の返済が年間20万円ほどの計算になるからです。しかし、ROIは80万円÷100万円×100=80%に上がり1年3ヶ月ほどで自己資金が回収できることになります。自己資金500万円で購入するよりも、自己資金100万円+融資400万円で購入する方が約4倍弱のスピードで自己資金を回収できるという訳です。