資材価格の高騰
札幌市中央区を中心に投資不動産を扱っていますキタデンの石山です。札幌市中央区のオーナー様より、資材価格の高騰についてご質問を受けましたのでお答えした内容を紹介します。弊社の協力会社さんからは4月にまた値上げがあると聞いていました。調べてみますと4月から値上げを予定しているメーカーは、ウッドワンが6~30%、大建工業6~10%、タカラスタンダード6~26%、パナソニック約5~35%、LIXIL平均5~8%など軒並みの値上げです。弊社でも中古マンションの購入転売を検討していましたが、資材価格高騰による工事代金の値上げで断念した経緯がありました。
日常の修繕でも資材価格高騰の影響がありますが、原状回復工事の場面では工事代金の総額が大きくなりますので、影響もより大きくなります。リーシングを踏まえますと施工内容を極端に変更、縮小するのは得策ではありません。前入居者の生活感を残してしまうと内覧されるお客様には選択されないからです。一方でこれまでと同じような施工内容では工事代金が膨らみます。最小限であっても適正な内容で施工をすること、提案力のある協力会社(工事業者)さんを選定することが重要です。結果として賃貸オーナーには、より経営的な手腕が求められます。