収益価格と積算価格
札幌市中央区を中心に収益物件を扱っていますキタデンの石山です。今回は、弊社で一棟売りのアパートやマンションの査定書を提示する場合に記載しています「収益価格」と「積算価格」について説明します。「収益価格」は収益物件として、入居者様が居住中のまま引き渡す価格です。一方「積算価格」は、土地と建物をそれぞれ計算し合算した価格です。昨今の不動産価格の高騰で、「収益価格」と「積算価格」には金額の開きが大きくなることが多く、積算価格の方が高値というケースが多いです。
売主様からしますと価格の高い「積算価格」を注目されますが、入居者様の立ち退き費用や解体費用が必要になります。また、立ち退きがいつ完了するかは分かりませんので、最終的な費用もスケジュールも分からないことになります。結果としてそのまま収益物件として売却することがほとんどです。二つの価格について、お客様より分かりにくいとのお話がありましたのでブログに掲載しました。